橋本聖子担当大臣「オリンピック・パラリンピック東京大会に向けて」と題しての記念講演に先立つ記念式典では、吉本知之・植月正章両氏はじめ37名の方に特別体育功労賞。特別優秀指導者賞に、横山信仁・桐原利恵子両氏ふくめ3名の方。特別優秀選手賞に、網代忠勝・西岡政英・白井裕樹三選手ふくめ15名の方。このほか国民体育大会功労者表彰、第75回国民体育大会優勝監督顕彰がなされました。(壇上表彰者写真:向かって左から下線部順)
橋本聖子大臣の「聖子」命名にまつわる話を枕にする講演は、これまでにも幾度かお聞きしたことがあり、手慣れた十八番ながら「初めて明かす…」落としどころは、毎回愉しくなります。
今回は、「諦めない大切さ」とともに「諦める大切さ」をも自覚し友達にし、今を生きることが、「強さ」の源になる。さほど恵まれた体力をもちあわせていないうえにB型肝炎など、思わぬ試練に遭遇しながら今の私があるのは、そうしたありのままを受け入れることから始まっている…。そんな結びへと昇華されるお話でした。
このあと、「地域に根差したスポーツ振興について」シンポジウムがありました。
特に日本スポーツ協会副会長兼専務理事 泉正文さんの「総合型スポーツクラブの在り方に関する提言」の現況は、私にとっても長年の研究課題であっただけに、触れられなかった幾つかの課題をふくめ、今後取り上げ問題提議していきたいと、強く感じました。
それにしても、会場のポートアイランド神戸国際会議場メインホール客席は、「国際」と名ばかりの狭く窮屈な座席で、式典で帰路につかれた方もかなりあり、記念講演を聞き終え、シンポジウムが始まる折には、もともと一つずつ空けての座席配置であったとはいえ、ずいぶんと空席が目立ったのは、この座席に足が腰が痛くなってを理由に会場を後にされた方も多くあったに違いありますまい。
さて私は、前夜から始まった「グローバルレインボー」レーザー光線の発射地が、このポートアイランドしおさい公園だと目星をつけていたことから、国際会議場から単身徒歩で向かいました。
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