松井重樹
週刊読んDayMonth20201030
更新日:2020年11月10日

釣瓶落としの夕陽に哀愁を感じはじめると…、つい書棚からとりだす一冊。
なぜか…。
「この本を書くのには8時間しかかからなかった。
だが、この本を考えるのには3年もの月日がかかった。
人はもしかしたら「たった8時間か」と思うかもしれない。
だがもしかしたら、「3年もかかったのか」と思うかもしれない。
前者は、運の訪れを待つ者たちのこと。
後者は、幸運への下ごしらえをできる者たちのこと。」
すべては、このあとがきを噛みしめなおす…、
そんなところ…にあるのかなと、思えるのです。