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  • 執筆者の写真松井重樹

時を超え!藤井棋聖誕生に舞う切り抜き

扇風機の風の舞いに、本棚天にさらに積み並べた書籍の帽子代わり載せている新聞の切り抜きの端っこが手を振るいつもの風景が、今夜ばかりは、いつになく気を引いていたのは確かです。

…と、ふいに、その一つが跳び舞いました。そうそうあるわけでない出来事どころか、ここのところの記憶には…、ありません。

おやおやと床に舞い降りた古新聞を手にとると、きっちり切り抜きしてあります。目を走らすと…「おめでとう 谷川名人」「神戸が育てた天才」と見出しが躍る1997年(平成9年)7月19日の記事。

瞬間、今夜が将棋棋聖戦第四局であることを思いだし、ネット中継に。

むむっ終盤…。

記事の方は、羽生善治名人から名人位を奪取して2度目の復位。そして17世名人資格を得た6月11日の第六局から、7月24日就位式に向けての特集。

1983年6月、大山→中原→「神武以来の天才」加藤一二三名人を破っての史上最年少21歳名人「神武以来の天才以来の天才」と席巻も、中原16世名人資格者に奪い返され、1988年復位もまた奪い返され、中原→米長→羽生と継がれてきた棋界最高峰名人位。通算5期で「永世名人」の資格を得た、あれから23年。

はさみを走らす行為も存在もすっかり忘れていたこんな切り抜きが、舞い降りるとは…。

画面は、渡辺明棋聖の投了。17歳11ヶ月のタイトル獲得。

時空を超えるBack to the Future …PART3の封切りからも30年になるんだ~。などと思い更ける夜と…なりました。


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