top of page
検索
  • 執筆者の写真松井重樹

週刊読んDayMonth20200925

更新日:2020年10月2日


「地球の歩き方 東京 2021~22」

  :江戸とTOKYOの魅力を満載!

    2020年09月02日初版発行

         :ダイヤモンド社


1979年創刊の旅行ガイドブックの老舗『地球の歩き方』が、シリーズ初の国内版となる「東京 2021~22」を出しました。

ぶ厚く、手に取ればあらためて驚く重量感。

江戸とTOKYOの魅力を満載!」とあるように、東京を語りながら洋綴じ、つまりは左綴じです。

ページを繰れば、エリアガイドは、皇居より新宿よりお台場より、日本橋から始まります。

おもしろい…面白い…。 

出版の経緯は、当然ながらこの夏開催予定だった東京オリンピック。

創刊40周年を記念しての、歴史もグルメもパワースポットも体験もお買い物も、すべての行くべきところが一冊にまとまっています。

子育て世代の読者なら、子どもが単語を調べるのに「電子辞書ではなく、紙の辞書を使え」と言った経験がある人も多いはず。パラパラめくるうちに、お目当てとは別の情報が飛び込んでくるのは紙媒体ならではのメリットが体現されています。

法務省出入国管理統計によると、『地球の歩き方』が創刊された1979年の海外旅行者数は約400万人。2019年は約2000万人。

『東京の歩き方』が、日本人の老いにも若さにも新たな好奇心をくすぐるにちがいありません。


私の初めての海外渡航は、大学4年時22歳。旅行会社に勤務していた先輩の誘いに便乗、正月明け後期試験を終え、ウェールズ・イングランド・スコットランドそしてフランスを旅し、卒業式の前夜に帰国した2か月。卒業式出席を楽しみに上京していた父母を心配させてしまいました。

まだ未だ「地球の歩き方」が刊行されていない…時代。



閲覧数:45回0件のコメント

Comments


bottom of page