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  • 執筆者の写真松井重樹

スーパーコンピュータ「富岳」

更新日:2020年9月6日

兵庫県議会:自由民主党議員団「産業労働部会」研修に参加。理化学研究所 計算科学研究センター(神戸市中央区)に、スーパーコンピュータ「富岳」と会ってきました。

センター長:松岡聡理学博士からは、センター概要&「富岳」がもたらす夜明けを、

離散事象シュミレーション研究:チームリーダー伊藤伸泰理学博士には「新型コロナの社会シュミレーション」と題しての講演をうかがいました。Q&Aで、スーパーコンピュータの性能に迫る一矢として「円周率」で著名な金田康正:東京大学名誉教授(私の小学校の先輩&揖保川町議時代先輩の子息&友人の義兄弟:残念ながら、今年2月に逝去)が、これまた有名な事業仕分けで提議したスーパーコンピュータ開発におけるベクトル型そしてスカラー型そのハイブリットシステムをどのように昇華・指針をもっての位置づけに「富岳」があるのか、お尋ねしました。

その後、松岡聡センター長に、実機見学の前後、金田康正さんとの身近な縁を、かいつまんでお話ししたところ、東京大学において師事する間柄であったこと、ご存命でかくしゃくとしておられると申し上げたお父様に、ぜひ「金田康正博士の教え薫陶を受けし弟子たちが頑張っている旨を伝えていただきたい」と、胸熱くなる言葉を預かりました。

実は、「京」の設置場所を「スプリングエイト」が存する播磨科学公園にと、平成の合併前後、地元で口泡飛ばし腕まくりして力説したのですが、まったく関心も賛意もえられず、神戸の名の前に戦意のかけらも見せなかった周囲に、天を仰いだものでした。

情報手段の発達で、そのスーパー演算の優れものがどこにあってもいいわけです。

が…、だからこそと、いまだにひとり口惜しがっている健気さを見出す、有意義な時間を過ごすことができました。

(BGMは、現地でのものです。天井照明を切り、「富岳」の拍動が迫りながら流れるBGMに、魂がほどけてゆく思いでした。その一端なりとも、お伝えできれば幸いです。)



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